フランスで蔓延る労働問題。就労ビザで渡仏するなら覚悟を決める理由

フランス生活

海外に行く度、トラブルに巻き込まれるパスタ(@mrpa555)です。

以前から、アナウンスしていた通り、無事フランスの就労ビザを取得し、フランスにもどってきました。

フランスの働き方と言えば、

 

週35時間労働

1カ月バカンス

パリでバケット食べてオシャレー

 

そんないいとこどりな事をニュースや、ネットで書かれていますが、今から、書くことは全て事実です。

世の中に甘い話などないのだ。

現在、僕の置かれている状況は日本以上に過酷

この経験を全て書き、今後フランスへ渡る人への助けになればと思います。

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フランスの35時間労働の甘い罠

フランスと言えば、35時間労働と言われていますが、一部は違います。

 

レストラン、ホテル、カフェでの就労者には、週39時間というものがあります。

 

厳密にいうと、35時間+4時間で、4時間分は残業扱いになるので、会社の雇用数により、110%またh125%の残業代がつきます。

 

通常ならね。

ちなみに、僕の会社は、こんなもの無視です。

余裕で週50時間以上のシフトを組まれます。

そして、残業代は出ません。

365日24時間営業を始めたフランス

今までフランスでは、夜間(21時~6時)、日曜日の営業は、厳しく制限され、年間5日以上の営業はできなかった。

しかし、Loi Macronという法律により、労働合意があった場合、それらの営業が可能となった。

今までは、夜21時以降や日曜日のフランスは、することがなく本当に退屈な時間帯。

365日24時間稼働し続ける日本とは大きく異なる。

ですが、マクロンにより、日本に近い環境が出来上がっている。

利用者にとっては、良いものかもしれないが、労働者にとっては迷惑この上ない法律で、最近日本でも悲鳴が上がってきているのに、フランスで定着するわけがないのだ。

勝手に使われる有給休暇

フランスの有給は会社によって、25日制、30日制がありますが、どの労働者も1年働くと、30日もらえます。

またフランスでは病欠の場合、48時間以内に病院に行き、Arrêt maladie または Arrêt de travailという書類を医者からもらい、会社に提出しなければなりません。

なので、病欠で有給を使用することは禁止されています。

店都合での休み勝手に有給消化

フランスでは、工事が遅れたり、デモで危険な状態になったりで、お店を開けること、オフィスに行くことが困難になることがあります。

その場合、店長が判断を下し、営業をするかを決めるのですが、

通常、出勤すべき日が、店都合で休みになったので、給料は店から支払われます。

しかし、僕の会社は、店都合で休みにしたにも関わらず、勝手に有給を使用されています。

有給使用の例外手順

フランスでは、会社が勝手に、雇用者の有給を使うのが普通なのか?と言われれば、大きな間違いです。

ただし、例外もあります。

今回の店都合での営業停止で、有給を使用する場合、

 

会社、労働者、双方の同意が必要。

 

書面を書き出し、そこにサインすれば、会社は有給を使用することが可能です。

就労ビザ取得後の契約注意

フランスで就労ビザを取得し、働きたいという人の大半は、フランスでなければ絶対だめだ!という強い意志を持っているのだと思います。

しかし、僕の場合、日本でやりたいこともないので、会社がたまたま日本人雇いたいよーというので、ビザ取得に至ったわけです。

そして、渡仏後会社側の態度は急変し、ビザとってやって、パリに来たかったんだろ?だから文句言わずに働け!となったわけです。

僕自身、パリなんて1mmも来たいと思わなかったし、むしろ場所なんてどうでもよく、ただ会社と対等の身分で契約し、働ければよかったのです。

僕が置かれている状況を大きくわけて説明していきます。

渡仏後、役職と給料が変わった

フランスの就労ビザを取得する場合、会社側は役職を付け、Brutで2200€以上の給料を支払うことを了承しなければなりません。

僕の場合、マネージャーの役職をもらい、週39時間勤務、月2500€の契約の予定でした。

そして、渡仏後、社長との面談で言われたのが、

 

役職: キュイジニエ

給料: 1700€

時間: 月180時間

?????

 

何を言っているのか意味が分からず、沈黙してしまいました。

何度、計算してもNETと呼ばれる手取り金額が、SMICと呼ばれる最低賃金を割っており180時間働く上に、残業代なしという、何を言っているんだコイツは?みたいな内容で、大ゲンカしました。

しかし、僕の場合、すでにフランスにおり、日本での生活をリセットした後なので、何もできず泣き寝入りすることに。

国民保険がもらえない

フランスでは、Carte Vitalという、日本の国民保険のようなシステムがあり、フランスで働く限り強制加入です。

日本で、この質問はしっかりして、入国後2週間目から加入で、その間2週間分は保証できないが、それ以降は、国保に入れるという内容でした。

しかし、加入し、カードがもらえるのは

 

1年後

 

????

 

フランスの行政関係は、先進国を疑うレベルで世界最遅で、間違いだらけ、文字読めない人らが仕事やっている。

つまり、僕はフランス国のせいで、1年間病院に行けなくなりました。

さすがにブチ切れた僕は、大使館、コントロールに駆け込むぞ!と、会社を脅し、会社が労働者を守れないとは何事だ!?と言うと、今後、病院に行った際は、領収書を取り、会社の経費で落とせることになりました。

有給が使えない

フランスで働くと、1年は有給が使えません。これは、誰でも同じです。

しかし、僕の働く会社は30日ある有給を15日しか使えないそうです。

これについては、まだ確証はないですが、来年わかることです。おそらく1年後のビザ更新で、この会社からはサヨウナラだと思いますが。。。

契約書がない

僕が渡仏して3カ月。

未だに労働契約書がないです。

今まで勤務内容についての話は、全て口頭にてされ、しっかりボイスレコーダーには録音していますが、未だに契約書が来ません。

なのでコントロールが来るなら今です。

出来れば、コントロールが着て、僕を開放してくれることを本当に願っています。

フランス就労ビザは本当に運の問題

現在僕は、日系企業で働いています。

12月からフランスにきて、2月22日現在、休みは片手で数えられる程度です。

日系企業が労働法を無視や無知なんて話は今に始まったことではなく、日本人のリテラシーの問題ですが、恐らくフランス企業であれば、もっと過酷な就労もあるのだと思います。

また、よほど自分が大きな技術をもっていない限り、基本的に足元を見られます。

それに日本ならば質問しなくても教えてもらえることもありますが、海外では質問しないと教えてくれないことが多い!

就労ビザで、海外にいく人の大半は、無知が多いと思う。

しっかり、調べたうえで、わからないことはしっかり質問し、またなるべくメールなどの証拠に残る形で、会社との交渉はしていくべきだ。

また、フランスで就労する場合、convention collectiveという労働合意書のような書類がある。

難しいフランス語で何言ってんのかわからないが、時間をかけてでも、翻訳すべき。

日系企業の場合、社長が日本人であるがゆえに、日本から労働者を雇うことを、外国人を雇っているという意識がない場合が多い。しかし、フランスは外国人にはとても厳しく、家すら満足に見つからない。

これから、海外で働きたいという人は、ぜひとも一度フラットに考え直し、情報を得ることを強くオススメします。

恐らく僕は1年後、パリにいることはないと思います。今、世界で一番嫌いな場所です。

 

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