バンド辞めたら人生の選択肢が増える5つの理由

コラム

2015年

15年続けたバンドを辞めた。

正確には、音楽との付き合い方を変えた。

この記事は、自分のプロフィールシリーズ第3段です。

人生の大半を音楽で過ごした僕がバンドを辞めた

ライブ集客ゼロ?それでもノルマなしってバンドやる意味ない

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人生の大半を占めるバンド生活

正直気が、狂ったほど音楽が大好きだったし、バンドを始めるのも、自然なことだった。

ある時は、学校に行く前にギターを練習し、ある時は、友達と遊ぶのも断ってバンドに集中した。

そんな生活を15年続けていたのだが、ある時、自分の中で限界を感じた。

フリーターで夢を追いかける=カッコイイ

人生の大半が音楽と、別の言い方をすると、フリーターで夢を追いかけている自分ってカッコイイと思っていたのかもしれない。

そして、バンドマンの大半がフリーターだったので、フリーターになることは当たり前だと思っていたが、本当にこれが大きな間違いだった。

フリーターの収入はヤバイ

ライブハウス店長と言っても、最初のころは、それだけでは十分な給料はなかったし、契約書もなかったので、世間的にはフリーター扱いだった。

そして、何よりも飛んでもないブラック企業。

年功序列、サービス残業、休日出勤。

よほど音楽が好きじゃない限り、人に勧められる仕事ではない。

フリーターの収入

一時期、フリーターがカッコイイと言われ、今でいうフリーランスのようなポジションだった。

全て自分で決められて、自分の好きなことができる。

それも嘘ではないが、正直にいうと、収入がなさ過ぎて、朝から晩、晩から朝まで働いて、自分の時間なんかないというのが現実だと思う。

実際、僕のころは、1カ月フルタイムで働いて、給料は16万ほどだし、都内だと、家賃で大半がなくなる。人並みに生活するのは、かなり難しい。

バンドマンの変化

ライブハウスで数々のバンドを見ていく中で、1つの変化に気づいた。

未だに大半がフリーターでコツコツ頑張る人たちだが、一部のバンドで、金回りが急によくなった。

なぜなら彼らは会社員だからだ。

ある程度安定した、収入源があると、バンドにかけられるお金も増えるのだ。

そして、今のご時世、割と休みは取りやすい。

これに気づいたとき、自分が今まで一途に音楽を続けていた理由を考え直させられ、自分の人生に疑問を持った。

人生の選択肢が増える5つの理由

ここからが、本題だが、フリーターで頑なに音楽を続けることに疑問に思った僕は、一思いにバンドを辞め、会社員になった。

本当に、身を削ぎ落とす気分だったが、辞めた途端、肩の荷が下り、音楽に対する見方が一気に変わった。

もしも、今、一つのことに集中して、盲目になっている人がいたら、ぜひ参考にしてみてほしい。

お金が増える

会社員になれば、単純に、使えるお金が増える。

それで、新しい機材を変えたり、衣装や演出にお金をかけることができるようになった。

休日ができる

今まで、休みも全て音楽尽くしで、休みらしい休みもなかったのだが、会社員になると、週2日間の休みができた。

その休日をバンドに使うか、別の趣味を探すきかっけができたのだ。

ストレスがなくなった

今まで、音楽でなんとか成功してやろうと、盲目的に頑張ってきたが、うまく行かないと飛んでもないストレスだった。

しかし、会社員との2足の草鞋になると、音楽が本当に休日の楽しみになり、本当の意味で音楽を楽しめるようになった。

休日のライブが息抜きになった

これもストレス解消になるのだが、今まで月5本とかのライブで、毎回集客を気にして、メンバー同士でギクシャクしながら活動をしてきたが、会社員になってから、一気にライブ本数が減った。

最初は不安だったが、慣れるとかえって、楽になった。

たまに休日にやるライブで、友達を適当に呼んで、本当に楽しめるライブができるようになった。

今までは、月5本もライブをやっていたが、これはヤラされている感覚に近かったのかもしれない。

趣味が増えた

今まで泥雑巾のように働いて、バンドしかなっていなかったが、しっかり休日ができるようになり、暇な日ができた。

そこで、僕はロードバイクに興味を持てた。

今まで、目に見えて音楽に直結すること以外やりたくなかったが、実際別のことを始めてみると、気持ちもものすごく軽くなる。

盲目的になるのは間違い

僕は、音楽を辞めたと言ってきたが、盲目的にバンドだけに集中することを辞めた。

盲目的にやったからこそ、今の気分が味わえているのかもしれないが、周りを見ずひたすらに打ち込むことは、素晴らしい。

しかし、それで様々な犠牲が出て、自分の幅を狭めているのは本当に残念だ。

新たなことに興味を持った僕は、そこから海外に目を向け、日本を脱出していくのです。

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