Mr.スパゲティ(@mrpa555)です。
ずっと家問題に悩んでいましたが、ようやくアパートを借りられました。
フランスは、数打てば当たる国だと、散々言ってきましたが、今回フランスでの家探しをまとめてみたいと思います。
フランス人でも困ってるアパート探しをどうやって行うのか?
先に言っておきますが、ワーホリでフランスに居る人には悪いですが、パリ以外では死活問題です。
また、フランス語を話せないと、何もできませんよ。
フランスで住居を借りるのに用意するもの
- 雇用または学生など職業を証明するもの
- 過去3ヵ月の所得明細(家を借りる場合、家賃の3倍)
- 銀行の過去3ヵ月の出入記録
- フランス国内の保証人
まず、家を借りるには、最初これだけ書類が必要です。これらがないと、ワーホリや留学でフランスに来てもアパートを基本借りられません。
フランス人ですら、アパートを借りるのに苦労しています。特にパリでは、Locationの広告を見ても、一瞬でなくなります。
これについては、過去に詳しくまとめています。
下記も合わせて読んでみてください。
学生向け組織のCROUS
フランスには、学生向け組織CROUSという団体があります。
この団体は、学生向けレジデンスの管理等を行っています。もしもあなたの学校が、CROUSに加入しているのであれば、何かと助けてくれます。
例えば、28歳以下の学生、または博士課程の人であれば、CROUSがフランス国内の保証人になってくれるので、他の書類を集めれば、家を借りることが可能です。
コロカッションや学生レジデンスに入ってしまうと、居心地が良すぎるので、保証人を使うことはないと思いますが、一応参考までに。
フランスでアパート借りたら問題起こった
パリでアパート借りたら、大家ともめました。
一応体験談として、読んでみてください。
また、海外に行くなら絶対に海外旅行保険には入ることをオススメします。
フランスで住居探しに活躍するサイト
実は住居探しは、フランス人ですら、頭を悩ますほど複雑なシステムで、だいたいの人は、仕事をみつけてから家を探すそうです。
それまでは、ホステル暮らし、または実家、友人宅。
ヨーロッパはホステルがとても快適で、安いので、むしろそっちにずっと住んでしまいそうです笑
日本人向けサイト
日本人向けにアナウンスされているサイトは、2020年現在以上です。
OVNIは、フランス全土を扱っており、ニュースだけでなく、賃貸の情報が多いのが特徴です。また、基本的にアナウンスを載せるのは、有料な為、ある程度信用できるものが多いです。
また、ネットには上がっていないが、新聞には掲載されている情報もあるので、近くのアジアンマートに行ってみてください。
MixBは、日本人向けクラシファイドで、賃貸だけでなく様々な情報が掲載されています。また、更新も早いので、情報が早く手に入ります。
Jimomoパリも、クラシファイドですが、パリ限定です。賃貸に関して言えば、日系不動産会社が多いので、手数料を取られる可能性が高い。実際、メールのやり取りをしたが、何故手数料を取ってくるのかはぐらかしてくるので、信用できない場合がある。
パリ掲示板は、各地方の情報も掲載されています。MixBと合わせて見ておくと、情報漏れもなくなると思います。
日系不動産屋
正直あまりオススメはできませんが、どうしても家が見つからない場合は、利用するのもありかと思います。
とにかく謎の手数料の上に、家賃相場よりも、高かったりする。
経験的に、日本と同じサービスは望まないことです。
唯一メリットがあるとすれば、日本の両親を保証人として扱ってくれる物件があることです。
フランス語サイト
selogerは、日本でいうSUMOみたいな、不動産屋が手持ち物件を掲載してる検索サイトです。仲介手数料や保証人などが確実に必要になりますが、お金を払う分、信用できます。
papは、個人間でのアナウンスが多いので、保証人や小難しい事を抜きに出来る可能性があります。
recherche colocationは、個人アナウンスが多く、全て個人間でのやり取りになるので、やり取りが色々楽です。僕は初めこのサイトで見つけました。
Airbnbの活用
いわゆる民泊ですね。
僕は、家を探すならば、Airbnbでメールを送りまくるのも重要だと思います。
例えば、1ヵ月まるまる予約すれば20%OFFしてくれたりします。そこは交渉次第なので、めぼしい物件を見つけたらメールを送ってみてください。
フランスで一番重要なクラシファイド

このサイトは、フランス国内最大のクラシファイドで、知らない人はいないぐらいです。子供から老人まで、みんな利用しています。
大体7月~8月までの間は、学生の新しいセミスターが始まるので、賃貸の掲載はとても多いです。
家探しだけでなく、様々なものの売買ができるので、フランスに居る間は常に目を光らせておくといいかと思います。
また、やり取りは個人間になるので、やり取りは慎重に。
最低限のフランス不動産用語
- 賃貸:Location
- ルームシェア:Colocation
- 日本の1K:Studio
- 家具つき:Meublé
- 家賃:Loyer
- 予算:Budget
- 共有:Partage
- 保証人:Garant(e)
- 不動産屋:Agence immobiliere
- 個人間のやりとり:Particulier
このくらい覚えておくと何かと便利だと思います。
安い家賃になると、お風呂とトイレが共用になることも多々あるので、その点は注意して見てください。
また、異常に安い賃貸はガセだったりします。
自分が外国人なのは住居を見つけにくい
クラシファイドなどで、個人間のやり取りをすると、どうしても出てくるのが自分が外国人であるということ。
自分が日本に家を持っていると、置き換えて考えてみてください。
もしも、見知らぬ外国人が家を貸してほしいと言ってきたら、貸しますか?信用しますか?
それと同じで、自分が海外に行けば同じシチュエーションになるのです。
よって、海外で家を借りるのは、学生にならない限り、非常に困難です。特にフランスでは!
簡単にフランスで住居を見つけるには
フランス国内で、簡単に家を見つけるには、Airbnbが一番簡単です。
そして、次は日本人がオーナーの賃貸を探す。
または、コロカッションを探す。
最後は寮付きの仕事を探すです。
日本人オーナー
フランスには、30年経つと税金が掛からず、不動産売買ができるという法律があります。
なので、不動産の高騰を狙って30年以上前から家を買っている日本人が沢山います。
そういった人たちがよく、留学生相手に家を貸しているのです。少し高いところもありますが、言葉が通じるので、やり取りがしやすいです。
パリであれば簡単に見つけることはできますが、他の地方になるとなかなか難しいので、完全にタイミング次第です。
しかし、その中でも留学生やワーホリの足元を見て、値段を釣り上げてくる人もいるので、注意しましょう。
コロカッションは状況を説明できる
コロカッションは、基本的に個人アナウンスから探すため、保証人や給与明細など、めんどくさい書類を省ける可能性が高いです。
また、自分の状況も説明できるので、見つかる可能性がかなりあります。
ただし安かろう悪かろうなので、ルームメイトには運ですよ。
寮付きの仕事
これも、意外とすぐ見つかります。ただし、地方が多いです。
また、料理人やパティシエが多いので、手に職を持っている人にとっては素晴らしい環境かもしれません。
場所によっては、寮だけでなく、3食付きだったりしますよ。
しかし、その場合、給料が支払われるかは問い合わせないとダメなので、家と仕事は見つかったが、結局貯金をすり減らすという事もありそうです。
フランスでの住居探しは数を打つ!
日本の場合、1つにメールや問い合わせをすると、その返事を待ちますが、フランスの場合、日本人相手でも、めぼしい物件にはメールをガンガン送ることです。
僕は、恐らく100通ほど送ったと思います。
その中で、ダメだと思うものは切っていったし、良いものはどんどん内見に行きました。
また交渉中、内見の予約が決まったのに、翌日その物件は別の人が決まったりなど、ざらであります。
なので、めげずにとにかく数を打ちましょう。日本と同じ感覚でいると、十中八九失敗します。
家探しと職探しは、本当に難しいフランスですが、フランス人が50通メールを送るなら、こっちは70通送ろう!という、覚悟で行けばすぐ見つかると思います。恐らくタイミングが全てを言います。
僕は、3ヵ月間家と仕事問題に悩みましたが、やっと今、家を手に入れ職も安定しそうです。
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