こんにちわ!ワーホリでフランスに滞在中のMr.スパゲティ(@mrpa555)です。
久しぶりの更新ですが、実はパリで事故に巻き込まれ、生死を彷徨っていました。
家で、フランス語の勉強中、家に強盗が押し入り、金品及び、貴重品を全て取られました。
ちなみに、スタンガンのようなものを押し付けられ、強い衝撃の後、完璧に気を失っていました。もしも、目が覚めなかったら、今頃、僕はこの世を去っていたと思います。
パリで強盗事件は多発している
僕は、18区のサクレクールの近くに住んでいました。
確かに日本と比べると、治安は良くないですが、高級住宅街の近くで、治安の悪い地区の境目ぐらいの場所です。
パリは、華の街と言うイメージがありますが、実際には空き巣、スリ、強盗など犯罪率も高いことが有名です。
犯罪は移民ばかりなのか?
これは、僕の本当に嫌いな考え方で、アラブ系、黒人系は犯罪者が多いと言う、馬鹿な潜入感。
確かに彼らによる犯罪は多いのは確実ですが、実際彼らは、愉快でユーモアのある人が多い。少なくとも僕は彼らと話して、嫌な気分を持ったことはない。
しかし残念な事に、パリでは人種によって住みわけがあり、異様な雰囲気を感じるのは僕だけでしょうか?
パリで強盗空き巣
今回は僕は、幸いにも殺されずに、五体満足で生きております。
実際、強盗時の状況と後処理について書いてみたいと思います。
強盗時の状況
強盗時、勉強していた私は、小さな電気しか付けていなかったので、留守と思われたのでしょう。
突然、玄関横の窓ガラスが割れ、屈強な男性3人が入ってきました。
慌てた僕は、声を挙げようとしましたが、時すでに遅く、口を押えられ羽交い絞めにされ、スタンガンのような強い衝撃で気絶しました。
その後、目が覚めるのですが、部屋は当然ぐちゃぐちゃで、体も動きません。
なんとか、警察と救急車に電話し、彼らが来る頃には、また意識が飛んで、再び気づいた時には病院の中でした。
警察の事情聴取
まず、彼らは日本語も英語も話せません。よって、フランス語が流暢な人間が必要になります。
聴取された後、現場検証をして、盗まれたものを確認していきます。
僕は、iPadと腕時計、PC、財布などを盗まれていました。
その現場検証後、被害届を出し、調書を渡されるので、大家と住宅保険会社に提出します。
僕の場合はここからがさらに地獄でした。
強盗後の処理がまさに地獄
まず、端的に言うと、違法住居だったので、大家が逃げました。
住宅保険は銀行が賄っている
フランスでは一般的に、銀行が住宅保険を兼任しており、物件を借りる際、住宅保険に加入が義務になります。
ただ、保険が降りる条件として、いくつかの項目があります。
今回僕が、引っかかったのが、家の鍵を2段階閉じていたか?
実は、僕が借りた家は、扉に3つ鍵(メイン1つ、サブ2つ)がついているのですが、1つ鍵が完璧に壊れており、もう1つは1段階しか閉じることが出来ません。
当初、メインがとても頑丈だったので、サブがかろうじて作動すれば問題ないかと思っていましたが、住宅保険的には鍵はしっかり作動し、全て閉めないといけないそうです。
そこで、僕の銀行は、Lettre de reclamationという保険要求書を作成してくれ、大家の保険会社に請求することになりました。
強盗で大家が逃げた
さて、事件後、当然大家にも報告しておりますが、当初、大家から何の連絡もなく困り果てていましたが、1週間ほどして連絡が付き、僕を心配し、別の物件に移動させてくれました。
僕が自分の保険会社で説明されたことを、大家にも説明すると、自分は今パリを離れているが、すぐに戻る。そして大家保険に聞いてみる、家は保険から修繕する。いくつかの工事が入るかもしれないから、それは対応して欲しいという話になり、安心していました。
その後、カギ屋や家の修繕工事屋が来て、家は回復していき、元の家に戻れると思った矢先、それらの工事屋から、電気回線、カギなど、違法ギリギリのモノがあるから、大家に問いただした方がいいし、この件は大家にも報告しておくと意味深な事を言われました。
そしてそれを、大家に僕からも報告したところ、急に態度が急変し、さっさと別の家を探して、引っ越せと怒鳴り散らしてき、その後、連絡が途絶えました。
所謂、悪徳大家で、ワーホリや留学などで来た日本人学生たちから、金を巻き上げていることが発覚しました。
日本大使館は何の役にも立たない
この悪徳大家に対しては、改めて記事にする予定ですが、今回、どうしようもなくなり、パリの日本大使館に2度電話し、1度訪問しています。
しかし、こういった事例は、個人の問題だから自分で解決してくれ!の一点張りで、なんの役にも立ちませんでした。
大使館の仕事は邦人保護もあるかと思うのですが、包帯グルグル巻きで、松葉づえをついた状態で行っても、受付で止められ、何の対応もしてくれません。
日本は、全て自己責任と言う名で、厄介事から逃れるのだと痛いほどわかりました。
海外旅行保険の重要性
僕は今までの海外生活で何度も、事故や事件に巻き込まれ、そのたびに海外旅行保険にお世話になっています。
そんな僕から言えることは、海外旅行保険は絶対にケチるな!!です。
今回、このAIUの海外旅行保険で、治療費や強盗損害費など全て賄ってもらっています。
確かに、海外旅行保険は1年間かけると20万ほど取られますが、高いのでしょうか?
ちなみに、今回の治療費は、日本円換算すると、43万です。しかし、これも全額保険がきき、建て替えではなく、キャッシュレス対応してもらっているので、問題はありませんでした。
クレジットカードなどの海外旅行保険は、保険金も少額でまた、3ヵ月のみです。しかし、6ヵ月から1年以上、海外で過ごすのであれば、しっかりと海外旅行保険をかけることをオススメします。
海外でのトラブルは、いくら言語が出来るからと言っても、とても1人では解決できるものではありません。
留学やワーホリ前に、一度しっかり考えて見ましょう。40万を自分で払うか、20万を払っておくのか?
僕は海外に出る際、必ず保険は掛けますよ。
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