こんにちわ!ワーホリでフランスに滞在中のパスタ(@mrpa555)です。
世界中多くの人が、パリジャン、パリジェンヌに憧れを持ち、パリに住みたいと思う人が多いのではないかと思います。
僕は全くそうは思わなかったし、どちらかと言うとアンチパリ派なのですが、今回、1ヵ月パリに住み、パリのリアルをお伝えしようと思います。
パリの特徴
個人的に、フランス人はヨーロッパで一番、日本に似た気質を持っていると思います。
本音建前、人との距離感、古い物が好き。
本音と建前
僕の一番苦手とするもので、物事をストレートに言わず、遠回しな表現が多いと思います。
それを、フランスでは
tu tournes autour du pot
と言い、遠回し表現という意味です。
若者の間では、この表現が嫌いな人もいるそうです。
それは日本も同じですね。
人との距離感
ビズという、頬っぺたを合わせる挨拶がある国ですが、フランスには「あなた」という言葉が2つあります。
tu(カジュアル)
Vous(初めて会う人、上司)
日本語で言う、敬語ですね。保守的な両親を持つと、親にもVousを使うそうです。
古い物好き
フランス人はとにかく古い物が好きです。
特に100年以上前の建物をアパートなどにしています。そういったアパートは電気ガス水の問題もありますが、家賃そのものが高いです。
しかし、フランスと日本の古い物好きには厳密には違いがあります。
フランスは古い物をそのまま使う事。古い物を当時のまま残すことです。
日本人は古い物を新しくすることです。
この違いは面白いですねよ。
パリはフランス人にとって外国
みんなの憧れパリは地方出身のフランス人に物凄く嫌われています。
それは、パリが都会化され過ぎ、常に忙しく、他人を気にしないからです。
だから、僕の友達はパリを避けることすらあるそうです。
僕の感覚としては、京都人の嫌なところと、汚い東京という感じです。
まぁ、好きな人は居ないですねよ。
それにパリ自体は小さいですが、色んなものがあり過ぎて、パリ出身の人も全てを知りません。
だから、道を聞いてもなんだそれ?と言われたり、わからないをひたすら言われます。
ちなみにこれがリヨンや、マルセイユ、モンペリエなら、スマホで調べてくれたりするので、人の親切さは地方の方がいいです。
コミュニティが必要
パリで友達を作るには、まず学校などのコミュニティに入らない限り、かなり苦労します。
毎日知らない人3人に話しかけている僕でも、未だ新しい友達はゼロです。
アメリカでは見知らぬ人とと仲良くなるなんて、日常茶飯事ですが、パリではまずありません。
そして友達ができない限り、フランス人の大好きなホームパーティーに誘ってもらえないので、一人ポツンとパリに来ても、友達がとにかくできません。
また個人的に気に入らないのが、同じ人種同士で小さなコミュニティが沢山あり、またそれを好む人が多いので、何も面白くないです。
ワーホリ、留学にはオススメできない
1ヵ月の生活費は、ケチりまくってる僕でも日本円で10万ほどあれば十分暮らせます。
東京で1ヵ月住むより安上がりだったりしますよ。
それは食べ物の値段が安かったり、電車が安かったりします。僕は生活水準は日本の方が上だと思います。
しかし、ワーホリ、留学でフランスにくるなら、やはりパリはオススメできない。
何故なら、フランスの家、銀行、仕事などのアドミニストレーションと言われるものは、フランス人ですら頭を悩ますほど難しいのですが、パリなら全て1週間以内に手に入るからです。
それは、日本人コミュニティがあり、全て日本人がサポートしてくれたりします。(値段は注意。足元見られます)
それって日本にいるのと変わりませんよね?ワーホリや留学の醍醐味は、冒険だと思うのです。
もしも嘘だと思うのなら、1週間パリに住んでみてください。パリは観光地で生活する場所ではないと気づくかと思います。
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