働き方改革するならサービス業のシステム変えれば生産性あがるんじゃない?

コラム

こんにちわ!Mr.SPAGHETTI(@mrpa555)です。

ここ最近、日本の働き方改革として、残業の規制や、プレミアムフライデー、年間休日の義務などが、導入されようとしています。

今更かい!と思いますが、世界数か国回った僕は、それらを全て解決するのはシステムを変えるしかないんじゃないかなぁと思っています。

労働システムそのものをね。

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規制しても小手先だけ

本当に疑問なのは、なぜ改革するよーと言っても、残業を規制するとか、小手先だけの改革をするのか、本当に理解ができない。

今まで、それらの導入で、結局幅寄せをくらった下の人らが、ヒーヒー言いながら、働く羽目になる。

なら、一度、日本の労働システム全てを変えてしまうのはどうかと思います。

何故なら、今までの日本を見る限り、アメリカやヨーロッパの見た目のいいところだけを真似して、コケにコケまくっているからです。

サービスは無料じゃない!

恐らく、殆どの日本人は勘違いしているのだが、サービスは無料ではない。

例えば、飲食店で、水をもらうのも、お手拭きをもらうのも、そこにコストがかかっているにも関わらず、日本では基本的に無料である。

また、「サービス=おもてなし」といった、考え方が目立ち、客が無償のサービスを欲しがるが為に、それに譲歩しようと間違った企業努力し、結局倒れていく会社なんて山ほどある。

日本ではそういったサービスが全て無料で行われるからこそ、海外に行ったときに違和感を感じ、日本って素晴らしい国だ!と勘違いを起こすのです。

チップ制を入れればいい

今、日本を取り巻く、労働環境の悪さは世界でも有名ですが、それらを一括に解決するには、やはりチップ制を取り入れるべきなのだろうか。

サービスをしてもらうなら、感謝やリスペクトと言った感情よりも、対価を払わなきゃ!

チップ制で起こる生産性の向上

例えば、海外でホテルのルームサービスを頼むとき、3ドルぐらい置いとくのは今や常識的な考えで、チップを置いとくから、しっかり綺麗にしてくれ!や、物は取らないでくれ!といった、暗黙の了解が生まれる。

また、飲食店などでも、チップを支払えば、しっかりとサービスしてくれるし、お互い気持ちよく利用することができる。

日本のように、低賃金できめ細やかなサービスを求められる、世界で見てもクレイジーな国だが、日本にはチップ制度は存在しない。だから、サービス業の生産性は落ちている。

つまり、自分の時給+@のものがないので、頑張るきっかけを見出せないのだ。

しかし、そこにチップがもらえるとなれば、競争が生まれ、活気づかせることができるのではないかと思う。

でもチップ制はもう古い

「チップ制度を終わりにしたい」動き出した米レストラン関係者たち

アメリカでは、チップを受け取るのは基本的にブルーカラーと呼ばれる、サービス業の人たちである。

近年、アメリカでは、チップ込みで人を雇うことが増えており、実質最低賃金を下回っていることが、問題になっている。

また、チップは客と会う人だけがもらえる店もあるので、不公平が起こって長年問題になってきています。

そこで、チップ制を廃止し、「サービス料」を上乗せすることにより、労働者の時給を上げようとしているのです。

実際、レシートにチップは〇%です。とか、チップを下さい。とか携帯でチップを計算する人たちを見ると、スマートではないですよね?

しかも、アメリカ人でもチップ文化は煩わしいと思っている人たちが多い。

適正価格にすべき

今、日本ではチップ制を取り入れようとする考えがありますが、アメリカではチップ文化が衰退し、サービス料として上乗せされる。

また、ヨーロッパでは、すでにサービス料として上乗せされている。

つまり、今日本でチップ制を取り入れると、国際社会に逆走するのである。

そもそも、日本の紙幣は1000円からで、チップとしてよく使う1ドルは100円のコインです。チップとして渡すのにスマートではない。

ならば、いっその事、サービス料として料金をあげ、労働者には時給を上げることがサービスを蔑ろにせず、生産性も上がるのではないかと僕は考えています。

僕のオランダの友達は言いました。

「おい!日本は今変わろうとしてるぞ!ヨーロッパから50年遅れてるけどな!」

これから、仕事の改革は急ピッチで進めないと、人手不足は深刻化するだろうし、賃金上昇も難しいと思う。

ならば、根底から変えて、サービス業は高いもの!という考えを根付かせるのはどうだろうか?

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