ガッカリするパリ?フランスのイメージはいつもきれい【パリ症候群】

フランス

フランスと言えば、

  • 幻想的な街
  • 溢れる愛
  • そして、トレビアーン!

日本のTVやメディアでは、とにかくフランスの良いところばかりを取り上げ、素晴らしい国だと言っています。

だから、フランスのスーパーで安く売ってるシャンプーが、日本ではアホみたいに高かったりする笑

これまでに、さんざん留学やワーホリでフランスに来る際の注意点は、書いてきましたが、今回それをまとめてみようと思います。

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日本人だけが陥るパリ症候群

海外に行くと、日本と比べてしまい、ガッカリすることは沢山あります。

世界中どこに行っても、日本より快適で安全な国は見当たりません

僕は今まで長期滞在したのは、アメリカとフランスですが、フランスには本当にウンザリしています。

そもそも空港の入国から、

こんなテキトーな入国審査初めてだよ!!

って、レベルのテキトーさです。日本のパスポートを見せると、オートマティックにスタンプを押されます。なんの質問もないです笑

僕は、イギリスでは別部屋に連れていかれ、アメリカでは荷物を取り上げられましたが、こんな雑な入国は初めてです。

カルチャーショック?パリ症候群

パリ症候群(パリしょうこうぐん、仏: syndrome de Paris, 英: Paris syndrome)とは、異文化における適応障害の一種であり、カルチャーショックの一種。「流行の発信地」などといったイメージに憧れてパリで暮らし始めた外国人が、現地の習慣や文化などにうまく適応できずに精神的なバランスを崩し、鬱病に近い症状を訴える状態を指す精神医学用語である[2]。「憧れを抱いてパリに住む日本人を襲う適応障害の一種。日常生活のストレスが高じ、妄想や幻覚、自律神経の失調や抑うつ症状をまねく」ともいう[3]。

日本から見たフランスのイメージは嘘

さて、日本人が抱くフランスのイメージとは、何でしょうか?

99%の人が

フランス=パリ

1%は

フランス=モナコ

じゃないでしょうか?

そして、フランス人は、金髪青い目オシャレで常に髪の毛がフワフワしてるイメージはありませんか?

さらに、フランスの街は、歴史的で、古い建築物が多く優雅な中世感が残っている

フランス人の食べ物は、トリュフに、フォアグラ、そしてフランスパン。食べる前に食前酒のワインで乾杯。

さぁ、今日もシャンゼリゼ通りに繰り出しましょう!!

こんな人がいたら、今すぐ会ってみたいです。

フランスには全人種がいる

フランス=金髪、青い目の白人。

そんなイメージはどこからやってきたのか??確かに居るが、北欧ほど多くない。

むしろ、ニンテンドーのマリオで言えば、ワリオみたいな人が多い。

また、フランスは白人だけでなく、アフリカ系、アジア系、中東系など全ての人種がいます。さすがに、大陸はすごいなぁと思います。

フランスの街は非常に汚い

最近は、2024年にパリオリンピックも決まり、街の再建築や清浄化が始まったが、それでも基本的に街は汚い。

むしろ、歩きタバコが多すぎて、煙い。また、動物に優しい国だが、飼い主にも優しいので、誰もフンの処理をしない

僕がリヨンに居た頃、リヨンで有名なのは、道端で落ちてる犬のフンだけだ!!と先生に言われました。

フランスの街は、下を向いて歩かないと、犬のフンを踏んでしまう。本当に汚い。

また、街のいたるところにゴミ箱が設置されているが、ゴミ箱が機能していないどころか、フランス人がゴミ箱の使い方を知っているのか怪しいレベルで汚い。さらに、そのゴミ箱に、とんでもないものが、たまに捨てられている笑

フランスの主食はパンとパスタ

トリュフにフォアグラを食べて、トレビアーンなフランス人。

少なくとも僕はそんな高貴な貴族フランス人に会ったことはない。むしろ、そんなものを毎日食べられる人は、ごく一部で、フランスの大半は、最低賃金の約15万円ほどで生活しているので、みんながよく食べるものは、

パスタとパン。

僕の知り合いはパスタだけで、10種類もレシピを持っている。多分、一週間に1回はみんな食べるんじゃないかと思う。

僕は、今のところ毎日パスタです。

ただ、パンだけは、本当にうまい。

ガッカリしたフランスの10選

さて、世界中どこにいても、ジョーカーを引くのが得意な僕が、フランスのガッカリポイントを紹介したいと思います。

行政がとにかく遅い

フランスに、留学や就労で来ると、移民局に行き、行政手続きをしなければなりません。

入国後、3カ月以内に移民登録が必要なので、すみやかに書類を郵送しましたが、召喚状が届いたのは、3カ月経った後でした。

さらに、必要書類を持って行っても、足りないから他の書類を持って来いと言われます。

OFIIと、CPAMはトラウマレベルで、仕事ができません。

郵便局が荷物を消すマジシャン

フランスにはLa Posteという、日本でいう郵便局があります。

これが先進国を疑うレベルで酷く

  • 文字読めない
  • 荷物壊す
  • 郵便物を消す

衝撃的な郵便局です。

まず、文字読めないから、知らない人の郵便物がよくポストに入ってます。

さらに、届いた荷物は大体壊れてるので、発送前に頑丈に梱包しないとなりません。

本当に不思議なのが、トラッキングコードを付けても、荷物が消えます。

僕は、銀行のクレジットカードを3回も無くされ、現金がなく危うく死にかけたことがあり、フランスのLa posteはトラウマです。

フランス人はとても冷たい

これは完全に人によるが、体感的に小さいグループを好む人が多い。

また、仲良く話しているつもりでも、適当にあしらわれ、なんだったんだ?今の会話?みたいになる子がある。

割と日本人と似ているので、言語の違う日本人と考えると納得いく場面が多かったりもします笑

言葉を理解してもらえない

せっかくフランスにいるのだから、フランス語を話してみたい。

ということで、フランス語を頑張って話すが、よく言われるのが

J’ai pas compris.(何言ってんのかわかんねーよ)

Il parle pas le francais.(彼はフランス語を話さないよー)

1日に一回聞く言葉だが、” J’ai pas compris”を言われると、

”あっもういいです。解ってもらいたくないです”

そんな気持ちになる。

人によれば、解ろうとする気がないのが、また腹立つポイントです。

すぐにデモ起こす

今、2019年現在、旬な話題が、フランス全土で行われている、黄色いベスト運動(gilets jaunes)。

民主主義が上手く働いているのか、また僕がおかしいのか、、、

働かないくせに、気に入らないとすぐにデモ起こすのが、フランス人です。

なんでデモをやっているのか、話を聞くと、そりゃワガママだろ!?みたいな理由が多いです。ですが、少なくとも僕のように迷惑に思っている人がいるので、デモは毎回成功しているように思います。

病院で直ぐに見てもらえない

フランスの医療制度は、素晴らしい。これは確実に日本より優れていると思います。

しかし、日本のように病院に行けば見てもらえるわけもなく、必ず予約制です。

MRIを撮ったことがあるのですが、僕の場合、撮影日は1カ月後で、診察日は1カ月半後でした。

賛否両論あるフランスの医療システムですが、日本のように誰でもその日に見ているザル状態で、暇な老人が病院に押し寄せて、日本の健康保険を圧迫している現状をみれば、フランスの方がマシかと。

しかし、僕が急性胃炎で泡吹いて死にかけた時、救急車を読んだら、ストライキをやっていたことは、一生忘れない。

フランス人は服を10着以上持っている、しかしダサイ

フランス人は10着しか服を持たないという本が流行ったが、実際、服は10着以上持っている。

ただし、地味な色の服ばかりで、とにかく黒が多い。

フランス人=オシャレ

ファッション関係の会社がゆえに、そんなことがよく言われるが、決してそんなことなく、だいたいTシャツにジーンズだ。

もちろん、オシャレな人もいるが、大半が旅行者で、街で浮いている。

フランス人風呂入らないからフケすごい

昔は、体臭を隠すために香水を使っているとが多かったと言われていますが、もちろん現在は違います。

ただし、体は洗うが、髪の毛を洗わない人が多い。

これには理由があり、水が硬水な為、毎日洗うとリスクがあるのです。

  • 髪の毛の潤いがなくなる。
  • 石鹸が頭皮に残る。
  • 肌にも悪い。

なので、髪の毛を洗わない人も多いですが、フランスは基本的に乾燥しているので、フケがある人が沢山います。

電車に乗り、前に居る人の服がフケだらけなんて、珍しくないのです。

時間にルーズで約束守れない

フランスには、少し変わったマナーがあり、

パーティーには遅れていくこと

これはパーティーの開始時間ちょうどや、それより前に行くと失礼だというものです。

そんなわけか、基本的にフランス人は時間通りに来ない、、、

言い訳上手で責任感なし

一番僕がイライラすることです。

仕事などで失敗すると、すぐに言い訳をし、自分が悪いと認めない。

酷い人間になると、論理的に攻めると、

自分は疲れてるんだ。だからミスしたんだ。

と、非常に理解に苦しむ言い訳をしてくる。

しかし、ここで諦めたら相手の思うつぼです。こういう責任感のない人には、とことこん攻め、相手を屈しさせましょう。

フランス人、息を吐くように言い訳するからなぁ、、、

個人が強い国フランスまとめ

国が違えば文化も違う。

もちろん、それはよく知っている。しかし、フランスという国は、住めば住むほど、「なんじゃそりゃ?」、「は?」、「理解不能の感性」をみることになります。

恐らく大半の日本人は、フランスに来て驚きと恐怖にあふれる生活を過ごせるんじゃないかと。

もちろん、フランスは悪いことばかりでもないです。

フランスパンは美味しいです。

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