こんにちわ!ワーホリでフランスに滞在中のMr.スパゲティ(@mrpa555)です。
フランスでのワーホリ生活は、本当に難しく、ほぼ100%運にかかっていることは、今までにも何度も書いてきました。
そして、家探し、職探しの2つは本当に難しいです。
僕は、人生で最低の瞬間をパリで体験し、もはやあの街に近づくのもトラウマになってますが、これからフランスへワーホリにくる人の役に立てばと思います。
フランス生活は難しい事だらけ
今まで何度もフランスの生活の厳しさを書いてきました。
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特にワーホリで海外に出ると、家と仕事に本当に困ります。なぜなら、ワーホリVISAは、学生よりも弱く、なんの保証も受けられないからです。
フランス人が嫌うこと
フランスは日本とは環境が全く違いますが、フランス人が一番嫌うことがあります。
それは、無職です。
フランスでは、無職でワーホリVISAだと、本当に何もできません。
家を借りるのも、銀行を作るのも、不可能です。
よく考えて見れば、無職で、フランス語もしっかり話せない外国人を誰が良く思うのか?少し考えれば、当たり前ですよね。
なので、何度も言いますが、フランスワーホリに行くなら、必ず最初は語学学校に行きましょう!
そして、学生という職業があるうちに、生活を組み立てるのが一番かと思います。
ブラックバイトはフランスにも存在する
今、日本でも話題のブラックバイトですが、もちろんフランスにも存在します。
厳密にいうと、フランスはバイトという概念がないので、CDI(無期限雇用契約)かCDD(期限付雇用契約)です。
ワーホリの場合、必ずCDDになります。なぜならVISAは1年間だからです。
また、フランスに来た段階でビジネスレベルでフランス語が話せるのですあれば、運が良ければ企業で働けます。ただし、100人日本人が居たら1人採用されれば、良い方かというレベルです。
何故なら、僕たちはフランスでは外国人なので、フランス企業は、フランス人を最優先で採用します。
なので、ワーホリでフランスに来たら、ほぼ100%レストランで働くことになると思います。
フランスのブラックバイトの例
さて、そのレストランなどの外食産業は、フランスでもブラックだらけです。
フランスでは週35時間労働しかできません。
しかし、フランスに来るとわかりますが、アジア系レストランは、週7日朝から夜まで開いている店が多いです。
では、どうやって店を回しているのか?
それは、ワーホリや学生VISAの人に35時間分の給料は銀行振り込みにして、それ以降は無給か、手渡しで給料を渡しているのです。
お店は、人がいて回せるし、労働者側は、給料が多く入るので、WINWINですよね。
だからこういった形式をとっている店が多いのです。
ブラックバイトをやれば強制送還
フランスの労働監査や衛生監査は、ある日突然、アポイントなしで来るのをご存知ですか?
彼らは監査なので、アポイントを取ってからくる日本の緩々の監査とはわけが違います。
もしも職場に彼らが来て、ブラックな労働がバレると、店は多額の罰金を支払わされ、労働者は強制送還になる可能性が高いです。
僕は話で聞いた程度ですが、監査にバレて潰れた店が何件かあるそうです。
このリスクを背負ってでも、お金をとりますか?
日本人向け大家は大半が悪徳
今現在、MixBやJimomoなどで、日本人向けに家を貸している、日本人大家が沢山います。
特にパリはめちゃくちゃ多く、家探しには困らないと思います。
しかし、僕自身も体験しましたが、非常に悪徳な大家が多く、本当にもめます。
悪徳大家はだいたい日本人
僕の経験から言うと、海外で商売をしている日本人は、日本からの留学生を食い物にします。それは、どこの国でも同じです。
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この事件に巻き込まれ、現状今もなお、大家とはモメています。
僕が今まで聞いた、悪徳な話をここにまとめておきます。
デポジットが帰ってこない
フランスでは、賃貸を借りる際、フランス国内に保証人が必要ですが、日本からポンと出てきた人が保証人を持っているわけがありません。
だから、デポジットを保証人代わりとして支払います。
しかし、家を解約する際、このデポジットが帰ってこないという情報は、本当によく聞きます。
必ず、契約時に返金することを約束し、サインしてもらいましょう。
家賃振込は日本円
通常フランスでは、銀行が税金などの管理をし、使途不明なお金があると罰則があります。
なので、一部の大家は、税金逃れの為、日本円で日本の銀行に振り込めと要求してきます。
万が一大きく為替が動いた時はどうするのでしょうか?
それに、フランスで働けばユーロでお金をもらえるので、日本円で支払うと割高になります。
さらに、完璧に違法です。
部屋が狭すぎる上に保険なし
フランスで賃貸を借りると、住宅保険に入るのが義務です。
しかし、部屋が狭すぎると、住宅保険もかけられないのです。
だから、大家は適当に部屋の大きさをごまかしてきます。
しかしフランスの法律上、住宅保険が掛けられない大きさの賃貸からは、家賃をとってはいけません。
確実に避けるべきです。
現地で商売する日本人に注意すること
言語がわからないと、どうしても現地の日本人を頼りがちになります。
しかし現地で商売をしている人は、何故か日本人相手に商売をしている人が多く、フランスでは違法なのに、日本の法律を出してくる人がいます。
何か不審に思ったら、疑って、質問攻めした方がいいと思います。
職場の言語に気をつける
職場に日本人が多いと、日本人気質の気持ち悪さが出ることが多いです。
ブラック契約は論外ですが、人間関係でギクシャクすることも多いです。
なので、僕のオススメは、日本人が居ても、職場での言語はフランス語という所をオススメします。
フランスで働いているので、フランス語を話すのは当然です。
大家とは対等に話すこと
大家と契約時、日本人同士だとどうしても妥協点を見つけてこようとしますが、必ず全て拒否してください。
なぁなぁの関係になると、本当に後で面倒です。
また、賃貸契約の場合、必ず、カギがしっかりかかるかをチェックしてください。
何故なら、カギが1段階しかかからないや、どれかの鍵が壊れているでは、万が一事故が起こった時に、保険がおりないのです。
まとめ
職場でも賃貸でも、モメれば、もちろん弁護士に相談や、警察への相談もできます。
しかし、警察は特に何もしてくれないし、弁護士は費用が掛かる上に、解決まで相当な時間がかかります。
だから多くの人が泣き寝入りしているのです。
僕は事件に巻き込まれ、泣く泣く大使館へも相談に行っていますが、一番信用できなのでは大使館でした。もちろん、外務省へは報告済みです。それでも、何かやってくれるとは思えませんが。。。
とにかく、仕事や賃貸などで契約を交わす際は、必ず日本に居た時以上に警戒し、可能であれば知り合いを連れて契約をした方がいいかと思います。
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